こんにちは!いきなり団子「肥後屋」ブログ担当です。
すっかり冬めいてきましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
ブログ担当の私は、毎日できたてのいきなり団子をパックに詰めていますが、手に触れるだけでわかるようなもっちりとした温かいお団子に心まで癒やされるようです。
この、ほくほくもちもちのお団子に欠かせない「サツマイモ」。
実は、職人が毎日手でカットしているのです!
大量生産が当たり前の時代に、サツマイモの「手切り」にこだわり続けるのには、機械には敵わない職人の確かな手仕事があるからです。
今回は、いきなり団子の味を左右する「職人の技」の秘密に迫ります!
1. なぜ「手切り」なのか?美味しさを決める技
「サツマイモを切る」工程は、一見、誰にでもできる単純な作業に見えるかもしれません。
しかし、いきなり団子づくりにおいて、このカットこそが最終的な食感と品質を決定づけると言っても過言ではありません。
なぜなら、サツマイモは畑の土壌や日当たりによって育ち方が異なる、まさに「自然の産物」だからです。
一本一本、大きさ、太さ、硬さ、そして筋の入り方が異なる「個性」を持っています。
機械による一律のカットでは、この自然の個性を無視して処理するため、どうしても薄い部分や筋っぽさが残り、品質にバラつきが出てしまいます。
一方、職人による手作業では、芋の硬さや曲がりを手のひらで繊細に感じ取りながら、「芋の個性」に合わせて微調整します。
筋やムラといった微細なサインを逃さず取り除くこの繊細な作業こそが、団子になったときのホクホク感としっとり感を両立させる、品質の「要」となるのです。
2. 筋や硬い部分を丁寧に取り除く「品質チェック」
サツマイモには、見た目では分かりにくいものの、どうしても筋っぽさや、品質が少し劣る部分が含まれることがあります。
機械では見逃されてしまうこうした部分も、手切りであれば切りながら目視で確認し取り除くことができます。
お客様が口に入れたときに、筋張った不快感を感じさせない。
これもまた、職人が手を動かす理由です。
3. 手間暇をかけることが「変わらない安心」を届ける
現代の製造工程から見れば、サツマイモをすべて手切りで行うのは、効率の面では確かに遠回りな方法かもしれません。
しかし、肥後屋は、この「遠回り」こそを大切にしています。
職人の「手」は、芋の個性を瞬時に見抜く「目利き」の役割を果たしています。
相手は、一つとして同じものはない自然の産物です。 手のひら全体で、芋一つ一つの状態を繊細に読み取ることで、安定した美味しさを実現しています。
「昔ながらの、ホッとする、あの時と同じ味」は、職人の温かい手を通すことでこそ生まれているのです。
まとめ:職人の手仕事が詰まった、変わらない美味しさを
いかがでしたか?
私たちのいきなり団子に込められた、サツマイモにまつわる深いこだわりと、職人の真摯な姿勢が少しでも伝わったら嬉しいです。
製造場では、今もまさに、トントントン・・とリズミカルに芋を刻む音が響いています。
この音は、お客様へ最高の品質を届けるために手間を惜しまない、真摯な手仕事の証です。
私たちは、この変わらない美味しさが、お客様の日常生活に「ホッとする安心感」をもたらすことを願っています。
忙しい一日の終わり、ふと立ち止まりたい時、職人が心を込めて作ったホカホカのいきなり団子をお茶請けに、心までほぐれるひとときをお過ごしください。
大切な方との団らんの場、または自分自身を労うリラックスタイムに。
▼ぜひ、この美味しさを、ご家庭で心ゆくまでご堪能ください。
全国配送承っております


