【もっちりホクホクの秘密は手作業にあり!】いきなり団子の美味しさを封じ込める「確実な手包み」

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こんにちは!いきなり団子「肥後屋」ブログ担当です。

前回、私たちは最高のいきなり団子を作るために、サツマイモを一つ一つ職人の手でカットしていることをお伝えしました。

私たちのこだわりはそれだけではありません!

サツマイモとあんこをこだわりの生地で包み込むという最終工程もまた、「手作業」なのです!

肥後屋「いきなり団子」の、あの「もっちり感」と「ホクホク感」の絶妙なバランスは、職人技ともいえる繊細な技術があってこそ。

今回は、機械には決して真似できないこの絶妙な食感を叶える「手包み」の確かな理由を、一つ一つ解き明かします。

1. 最高の食感を両立させる「指先の微調整」

いきなり団子の魅力は、「外側はもっちり、中はホクホク」という絶妙な食感のコントラストです。

この両立は、職人の「指先の微調整」なくしては成り立ちません。

現代の機械は非常に優秀で、均一な製品を量産できます。

しかし、たとえ同じサイズに切り揃えられていても、サツマイモには季節や個体ごとの「硬さの違い」「水分の含有量」など、データ化しきれない微細な違いがあります。

常に一定の力で生地を閉じる機械では、生地に薄すぎる部分や厚すぎる部分が出てしまう懸念があるのです。

生地は、厚すぎると団子の主役である芋の甘さを邪魔してしまいますし、薄すぎると蒸す間に破裂し水分の封印が解けてしまいます。

職人は、手のひらと指先で生地を均等な厚さに伸ばしながら閉じます。

この絶妙な「厚すぎず薄すぎないベストな加減」こそが、芋のホクホク感をそのまま保持し、どこを食べても美味しい「均一なもっちり感」を生み出す秘訣なのです。

2. 温かさと水分を逃さない「確実な封印」の秘密

肥後屋のいきなり団子の魅力の一つは、温め直しても固くならずもっちり感を楽しめることです。

この「もっちり感」の持続も、実は手包みの賜物なのです。

① 緻密な皮膜が水分の蒸発を防ぐ

団子の生地は、蒸し上げられることで、お餅が柔らかくなるのと同じように、たっぷりと水分を抱き込みます。

この水分こそが「もっちり感」の源です。

しかし、この水分が抜けて冷めてしまうと、もっちり感が失われてパサついてしまいます。

職人は、指先の感覚で、団子全体に緻密で均一な皮膜を作るように生地を閉じ合わせていきます。

まさに、美味しさを閉じ込めているようなこの確実な「封印」は、蒸し上げる過程や冷凍保存、そして再加熱により団子の外側から水が抜けるのを効果的に防ぎます。

その結果、電子レンジで温め直した際も「できたて」に近い、もっちり、ホクホクの食感を再現できるのです。

蒸し上がりを完璧にする「閉じ口」

生地を包み終える最後の「閉じ口」の処理も、非常に重要です。

閉じ口が雑だと、蒸す際にそこから生地が割れてしまい、水が入ったり、せっかくのホクホク感が失われてしまいます。

職人は閉じ口をきれいにまとめ、蒸し上がった時に美しく、かつ完璧に中身を閉じ込めることができるよう、最後の仕上げにも心を配ります。

まとめ:手包みが織りなすやさしい美味しさ

いかがでしたでしょうか。

・どこを食べても美味しい「均一なもっちり感」

・温め直してもパサつかない「もっちりホクホクの食感」

・昔ながらの素朴で優しい「温かい佇まい」

素材の美味しさをまるごと包み込む職人の手つきは、素早く正確、かつ流れるような鮮やかさ。

年の瀬を迎え何かと忙しい毎日に、もっちりホクホクのいきなり団子で、安らぎのひとときをお過ごしください。

▼職人の技が詰まったいきなり団子はこちらから

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この記事を書いた人

創業30年いきなり団子専門店肥後屋
主な実績】
ジャパンフードセレクション金賞受賞🥇
いきなり団子選手権総合成績1位🥇
銀座館熊本館人気1位🥇

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